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アマイモン

ゴエティアの霊たちの方位王

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ヨーロッパヨーロッパ
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ランク
ゴエティア王Lv. 92
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階層
魔王たちLv. 90

ゴエティアにおけるアマイモンの起源

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アマイモン——アマイモン、アモイモン、マイモンとも綴られる——は、ヨーロッパの儀式魔術が四方位に配した四大魔王の一柱であり、その枠組みは中世の天使論と占星術から受け継がれたものである。目録化された72の霊の一員ではなく、その上に立つ存在だ。ヨハン・ワイエルは『プセウドモナルキア・ダエモヌム』(1577年)でアスモダイが「アマイモンの権能の下で」働くと記して、その存在を自明のものとし、レメゲトンのゴエティア(1650年頃)は、下位の霊が出頭を拒むとき、王として彼を召喚する。どの方位を領するかで典拠は割れている。ワイエルとレメゲトンの伝統は東に結び付けるが、アグリッパ(『オカルタ・フィロソフィア』1533年)とアブラメリンの書は、オリエンス、パイモン、アリトンと並べて南の王として戴冠させる。名はアラビア語のマイムーン(「幸運な者」)に由来するという説があり、中世魔術で霊の名として使われた。ゴエティアの目録で第七位を占める侯爵アモン(アーモン)と混同してはならない。両者は別の存在であり、後代の魔術書が幾度も取り違えた。

アマイモンの外見と象徴

72の霊がグリモワールに細かく肖像を描かれるのと違い、アマイモンには正典的な姿がない。テキストは彼を、目に見える人物というより、身に降りかかる力として扱う。代わりに記録されているのは、最も恐れられた武器——息である。ゴエティアは、王の毒気から身を守るためソロモンの銀の指輪を顔の前に掲げよと祓魔師に命じ、彼を縛れるのは第三時から正午まで、第九時から夕刻までに限ると警告する。この指輪と、聖書の王が霊たちを青銅の壺に封じたソロモンの秘密の印章が、彼と渡り合おうとする者の最低限の装備となる。古い描写を持たない現代の図像は、炎の槍と緋色の旗を持つ赤い肌の王として彼を描くが、それはグリモワールではなく現代の意匠である。

アマイモンの力と権能

アマイモンの力は君主のそれである。世界の自らの方位に属する霊の軍団を統べ、魔術師が利用するのはまさにその統治権だ。目録の霊のいずれかが従わぬとき、レメゲトンは「王の召喚文」を定める。アマイモンを呼び、臣下を出頭させるよう強いるのである。地獄の位階が方位の王に逆らうことはないからだ。ワイエルはそれを実地に示す。アマイモンの権能の下で第一にして最上位のアスモダイは、祓魔師に脱帽して直立することを求め、その作法全体が背後の王の影を前提としている。不用意な召喚者を害する毒の息は、武器であると同時にふるいでもある。指輪、刻限、神名——儀式を守る術者だけが、その臨在を生き延びる。拘束の刻限の外では、並の呪文で彼を縛ることはできない。

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別名

"アモン" "アモル"

遺物

象徴

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元素

空気

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数字

7

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黄色

🦁

動物

蛇尾狼, 蛇類

印章:

王冠銀の指輪緋色の旗

特性

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弱点

🧠

行動

🛡️

耐性

他の存在との関係

アトラスで見る

存在の起源の世界と、その次元の宇宙を旅しよう。

神話

📅 初期キリスト教世紀から現代まで(1-21世紀)

キリスト教伝統における悪魔、堕天使、悪霊的存在の体系的研究で、レメゲトンやプセウドモナルキア・ダエモヌムなどのグリモワールでの階層的分類、中世・ルネサンス期テキストのエクソシズム・召喚実践、聖書の闇の君主と地獄軍団への言及、スコラ神学、異端審問、後期オカルティズムへの影響を含み、霊の識別、憑依との戦い、神聖均衡の回復を目的とした悪の力への対抗実践を行う。

出典

📚

『悪魔の偽王国』

ヨハン・ヴァイヤー · 1577

ヨハン・ヴァイヤーが著書『悪魔の幻惑について』(1577年)に収めた69体の悪魔の目録。地獄の階級と役割を記し、『アルス・ゴエティア』をはじめ後世の西洋悪魔学の直接的な先駆となった。

📚

『ゴエティア』

匿名 · 1650

ソロモンの小さな鍵またはレメゲトンの第一部で、七十二の悪魔を列挙する。

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オカルト哲学三書

ハインリヒ・コルネリウス・アグリッパ · 1533

ハインリヒ・コルネリウス・アグリッパによる惑星と天使の対応を詳述したルネサンスの魔術百科事典。

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アブラメリンの聖なる魔術

ヴォルムスのアブラハム(マサース訳) · 1458年頃(英訳1898年)

ヴォルムスのアブラハムに帰される魔術書(15世紀)。S・L・マグレガー・マサースの英訳(1898年)は、アマイモンを八人の副君主に数え、南の王としている。

よくある質問

アマイモンはゴエティアの72の霊の一員か?

違う。彼はその上に立つ。目録化された霊たちを分掌する四人の方位王の一人であり、レメゲトンが「王の召喚文」で彼を呼ぶのは、臣下の霊が出頭を拒んだときだけである。ワイエルの言及もまさにその形だ。アスモダイがその下で働く権能として現れ、目録の一項目としてではない。

アマイモンは東の王か、南の王か?

グリモワール次第である。ワイエルとレメゲトンの系統は東に結び付けるが、アグリッパとアブラメリンの書は彼を南の王とし、東はオリエンスに割り当てる。この矛盾は現実の、しかも古いものだ。本項は決着を付けずに記録する。四王の地図は伝統ごとに別だったのである。

なぜアマイモンの召喚に銀の指輪が要るのか?

息のためである。レメゲトンは王の毒気を警告し、彼と渡り合う間はソロモンの銀の指輪を顔の前に掲げよと祓魔師に命じる。さらに時間割も付け加える。縛れるのは第三時から正午まで、第九時から夕刻まで。その刻限の外では、呪文は彼に届かない。

アマイモンと侯爵アモンの違いは?

名前が似ているせいで後代の魔術書が混同した、別々の二つの存在である。アモン(アーモン)はゴエティア目録の第七の霊。蛇の尾を持ち火を吐く狼の姿で現れ、過去と未来を教える侯爵だ。アマイモンは目録に載っていない。アスモダイのような霊がその権能の下に仕える方位の王である。狼の姿と王の称号を混ぜて語るテキストは、二者を融合させてしまっているのだ。

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Bestiarypedia. (2026, September 4). アマイモン. Bestiarypedia. https://bestiarypedia.com/ja/beings/amaymon

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最終更新: 2026年9月4日